2019.11.16 12:01映画 『フォルトゥナの瞳』監督:三木孝浩、脚本:坂口理子、三木孝浩、原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』、撮影:山田康介、編集:坂東直哉、美術:花谷秀文、照明:渡部嘉、録音:豊田真一、音楽:林ゆうき、主演:神木隆之介、有村架純、2019年、111分、東宝。木山慎一郎(神木隆之介)は、自動車の修理工場でまじめに働く青年。両親が事故死したため、その工場の経営者、遠藤夫妻(時任三郎、斉藤由貴)が彼を引き取っていた。仲間とのいざこざから、携帯を壊された慎一郎は、携帯ショップに行くが、受け付けてくれた桐生葵(有村架純)から、古い携帯なので直せないと言われる。葵の好意から、応急処置程度に携帯を直したもらった慎一郎は、これを機に、葵に惹かれていく。ある日、慎一郎は、すれ違いざまにぶつかった青年...
2019.11.12 01:52映画 『トパーズ』製作・監督:アルフレッド・ヒッチコック、脚本:サミュエル・テイラー、原作:レオン・ユリス、撮影:ジャック・ヒルデヤード、編集:ウィリアム・H・ジーグラー、音楽:モーリス・ジャール、主演:フレデリック・スタフォード、ダニー・ロバン、1969年、126分、原題:Topazトパーズとは、旧ソ連に内通しているフランスの政府高官をさすコードネーム、とされる。米ソ冷戦時代のスパイものであるが、登場人物が多いのにあまり整理されておらず、ストーリー上もどこに力点があるのか明確でなく、流れを追ううちに翻弄されてしまい、映画作品として楽しめなかった。スパイものに道ならぬ恋を絡ませるというよくあるパターンであるが、描き方にメリハリがないので、感情移入もできずじまいだ。政治的...
2019.11.10 13:26映画 『ヘンリー』監督:ジョン・マクノートン、脚本:リチャード・ファイヤー、ジョン・マクノートン、撮影:チャーリー・リーバーマン、編集:エレナ・マガニーニ、音楽:ロバート・マクノートン、ケン・ヘイル、スティーヴン・A・ジョーンズ、主演:マイケル・ルーカー、1986年(公開は、1990年)、83分、原題:Henry: Portrait of a Serial Killer(ヘンリー:連続殺人鬼の横顔)300人以上もの女性を殺害したと言われる、アメリカに実在した殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスをモデルとした映画。ヘンリーの相棒となったオーティス・トゥール(トム・トールズ)、その妹ベッキー(トレイシー・アーノルド)との同居生活も描かれる。ベッキーは、兄オーティスを頼って、子供...
2019.11.09 13:27映画 『ショーシャンクの空に』監督・脚本:フランク・ダラボン、、原作:スティーヴン・キング『刑務所のリタ・ヘイワース(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)』、撮影:ロジャー・ディーキンス、編集:リチャード・フランシス=ブルース、音楽:トーマス・ニューマン、主演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、1994年、143分、原題:The Shawshank Redemption(redemption=贖罪、救い、名誉回復、現金への引き換え)1947年、無実の罪で終身刑となったアンドリュー・デュフレーン(アンディ、ティム・ロビンス)が、1966年、脱獄するまでのドラマである。服役先がショーシャンク刑務所である。少しずつ服役生活に慣れてきたころ、...
2019.11.05 11:33映画 『お熱いのがお好き』監督・製作:ビリー・ワイルダー、脚本:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド、原作:R・ソーレン、撮影:チャールズ・ラング、編集:アーサー・P・シュミット、音楽:アドルフ・ドイッチェ、主演:トニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリン・モンロー、1959年、120分、モノクロ、原題:Some Like It Hotモンロー、33歳、『手錠のまゝの脱獄』(1958年)などで知られるトニー・カーティスは34歳、『酒とバラの日々』(1962年)などで知られるジャック・レモンも34歳のときの作品、禁酒法時代のシカゴ。聖バレンタインデーの虐殺を目撃したため、マフィアに追われるサックス奏者のジョー(トニー・カーティス)とベース奏者のジェリー(ジャック・レモ...