製作:スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・ランディス、監督:ジョン・ランディス、スティーヴン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー、脚本:ジョン・ランディス、ジョージ・クレイトン・ジョンソン、リチャード・マシスン、メリッサ・マシスン、音楽:ジェリー・ゴールドスミス、1983年、101分。
アメリカTVの人気番組「ミステリー・ゾーン」の、ロッド・サーリング自身による映画化。
四話からなるオムニバス映画。
『コンバット』のヴィク・モロー、『シャイニング』のスキャットマン・クローザース、怪優ジョン・リスゴーらが出ている。
『遊星からの物体X』のロブ・ボッティンが第3話のかわいい怪物たちを製作している、ヴィク・モローが撮影中にヘリコプターの羽が当たって死亡する、など、話題も多い。
中でも第4話が好きだ。
四つの話のなかでは、いちばんリアルであり、ジョン・リスゴーの演技がすばらしい。
四話とも、別の世界が、すぐ隣り合わせにあるかのような錯覚を抱(いだ)かせ、恐怖と同時に皮肉に笑うこともできる。
ヒッチコック劇場とはまた一味違った、scientificな味つけで、たまに観ても飽きがこない。
音楽もきれいでありながら、恐怖のシーンなどでは効果的に活かされている。さすがはジェリー・ゴールドスミスだ。
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